日焼け止め効果半減するNG使用法とは…
こんにちは!
紫外線量が強くなる季節は、日焼け止めをしっかり塗って
外出している方も多いはず。
しかし、塗り方やアイテムの選び方を間違うと、
その効果が半減してしまうことも……。
せっかく日焼け止めを使うのならば、正しい塗り方や選び方を知りたいですよね。
今回は美容ライターの筆者が、日焼け止めの効果をきちんと
発揮させるためのテクニックを2つご紹介します。
日焼け止め成分は2種類ある!そのメリット&デメリットとは
日焼け止めに含まれるている成分(UVカット剤)には、主に2種類あります。
それぞれにメリット、デメリットがあるので、しっかり把握しておきましょう。
(1)紫外線散乱剤
紫外線を肌の表面で散乱させる、つまり跳ね返すことによって、紫外線から肌を守ってくれます。
紫外線散乱剤を使ったタイプの日焼け止めは、白浮きするのが特徴。しかし、肌への負担も少ないというメリットも。
(2)紫外線吸収剤
紫外線を肌の表面で取り込み、エネルギーに変換して放出することで紫外線から肌を守ってくれます。白浮きして見えないので、自然な仕上がりになりますが、肌へのダメージが大きいので刺激に感じる方も多いようです。
どちらのタイプがいいのか、自分の肌状態などを見ながら選択することが大切です。
タイプによって選ぶこと
スプレータイプやジェルタイプなど、日焼け止めにもさまざまな種類があります。好みのテクスチャーや用途が人それぞれ違いますので、
「こういうシチュエーションのときには、絶対このタイプの日焼け止めがいい!」と断言はできません。
しかし、それぞれのタイプの特徴を知ることで、快適に使うことができます。
(1)乳液タイプ
サラッとしていて伸びがいいため肌への負担が少なく、
敏感肌の方にもオススメです。
(2)ジェルタイプ
水分たっぷりでサラサラとした使用感が特徴。
日焼け止めによる“ベタつき”が気になる方にはオススメのタイプです。
しかし、“紫外線吸収剤”を使用していることが多いため、人によっては刺激となる場合もあります。できるだけ敏感な顔への使用は避け、
体に使用することをオススメします。
(3)スプレータイプ
手を汚すことなく使用できますので、簡単に日焼け対策ができるタイプです。
また、手の届きにくい背中や、紫外線で傷みやすい髪にもつけやすいのが
嬉しいところ。
しかし、ムラになりやすいデメリットもあるので、
乳液タイプやジェルタイプの日焼け止めと併用して
使用することをオススメします。
スプレータイプの日焼け止めは外出中の塗り直しに便利です。
「最適なタイミング」で日焼け止めを塗る
日焼け止めを“外出の直前”に塗っていませんか?
それでは効果が半減してしまいます!
というのも、紫外線吸収剤を使った日焼け止めの場合、
塗った直後は肌にまだ浸透していないので効果が弱いためです。
日焼け止め効果が発揮されるのは、肌に塗った30分後といわれているので、
外出する30分前には塗ってくださいね。
日焼け止めの種類と“効果的な塗り方”を紹介しました。
商品のパッケージをよく読んだり、テスターで試したりしながら、
ぜひご自身に合ったアイテムを見つけてくださいね。